外壁塗装の色選びで失敗したくない!
とは言え、何を基準に選べばいいのか分からないから、余計になやんでしまいますよね。
このページをでは、外壁の色を決めの基準となる「選ばれる人気の色トップ5」以外にも「人気の理由」「色を決める時に知っておきたい事」などなど色決めに欠かせない事を惜しみなくまとめています。
5年後、この色にしておけば良かったと後悔しないよう、ぜひ最後までご覧ください。
プロ目線でお伝えしていますので、失敗を防げますよ。
外壁塗装前に知っておきたい失敗しない色選び3原則
外壁塗装をする前に、知っておいてほしいのは以下の3つの原則
- 景観調和
- メンテ性(汚れ・退色)
- 面積効果と採光
具体的にどういうことか?お伝えしていきますね。
景観調和
周辺の家並み・街路樹・学校/公園などの色を観察。特に周りのお家の色。
最終的にはお客様の好みの色にすることをおすすめしますが、浮く色は経年でより目立つことがあります。
メンテ性(汚れ・退色)
幹線道路や海沿いはダストや塩害を考慮。
白は汚れが目立ちやすく、濃色は経年劣化による退色が目立ちやすいです。
面積効果と採光
大面積は小さいサイズのサンプルより明るく見えることを面積効果といいます。
また、日陰側は1段暗く見える前提で色を選ぶことをおすすめします。
では次に、外壁塗装で選ばれる人気の色トップ5とその理由についてお伝えしていきます。
人気の色には、しっかりした理由があるということも知っておくと色選びのヒントになりますよ。
人気の外壁色トップ5
以下、外壁の塗り替えで選ばれる最も人気の色トップ5とその色の特徴です。
【1位】ホワイト/アイボリー色

ホワイト系は、人気は最も人気が高く住宅街を歩いていてもよく見かけます。
特徴は、清潔感があり資産価値UPも期待できる。また、膨張効果で家が大きく見えるといったことからこの色で外壁塗装する人が多いです。
【2位】ベージュ/クリーム色

クリーム~ベージュ食も住宅街で見かける色ですよね。
特徴は、景観になじみやすい。そして、汚れが目立ちにくい万能色です。
【3位】グレー(ライト~チャコール)

個人的には、ライトグレーが1位です。
特徴は、退色に強くモダンな印象を醸し出してくれます。クリーム系と同じく汚れにも強く、ツヤのバランスが良いです。
【4位】ブラウン(モカ~チョコ)

1位~3位までとは、違い高級感を醸し出すダーク調。
木目やレンガとすごく相性が良いです。落ち着きがあり高級感のある色です。
【5位】ネイビー(ダーク)

10年ほど前から増えたように思います。モダンなお家にしたいという方にはおすすめの色。
キリッと締まる。特に白や木目とのコントラストをとても良い。
「人気=正解」ではありません。お客様の好みや、立地・屋根色・外構(サッシ/玄関/フェンス)との相性なども関係していきます。
外壁塗装前に要チェック
人気色ごとの「選ばれる理由」とメリット・デメリット
好みだけで選びたいけど、10年先のことも考えて色を選ぶことで失敗を防げます。
以下に人気色が選ばれる理由と、その色にした場合のメリット、デメリットについて詳しくまとめています。
■1位:ホワイト/アイボリー色 【選ばれる理由】 選ばれる理由:普遍的な清潔感・資産価値の安心感・どの屋根色とも合う。 外壁が白、屋根やサッシ・付帯部が黒は代表的な組み合わせです。 【メリット】 膨張効果で家が大きく・新しく見える。 夏場の熱吸収が低め。(明度が高いほど◎) 玄関/サッシ/木目との相性が広いです。 【デメリット】 雨だれ・排気のスス・コケ汚れが目立つ。 艶ありはギラつきが出やすく、艶消しは汚れの絡みが出やすい。 向いているケース:新築同様のイメージに戻したい・敷地が狭く圧迫感を減らしたい |
■2位:ベージュ/クリーム色 【選ばれる理由】 選ばれる理由:日本の街並みに最もなじむ「無難の王様」。 住宅街を歩くと最も多いのがこの色ですね。 【メリット】 砂ぼこり/花粉/薄汚れが目立ちにくい 和洋どちらの外観にも合う エイジングでの変化が穏やか 【デメリット】 個性は出しにくい(アクセント必須なことも) 黄味が強すぎると古く見えやすい 向いているケース:失敗したくない・外構の色が多くまとまりが欲しい |
■3位:グレー(ライト~チャコール)色 選ばれる理由:今っぽいモダン外観、退色や汚れのバランスが優秀。 【メリット】 中明度域は排気汚れ・雨筋が目立ちにくい 木目/金属サイディング/黒サッシと好相性 艶ありでもギラつきにくい 【デメリット】 濃いチャコールは夏季の表面温度上昇・微細な艶ムラが出やすい ライトグレーは曇天時にやや寒色で冷たい印象 向いているケース:シンプルモダン・箱型、黒サッシや金属屋根と合わせたい |
■4位:ブラウン(モカ~チョコ)色 選ばれる理由:落ち着きと重厚感。外構の木・レンガと強い親和性。 【メリット】 低層住宅に安定感と高級感 コケや軽い埃が目立ちにくい(中明度域) ホワイト/ベージュとのツートンで引き締まる 【デメリット】 濃いブラウンは日射での退色が出やすい 全面ブラウンは暗く見え、面積効果で重たくなりがち 向いているケース:自然素材と調和させたい・和モダンが好み |
■5位:ネイビー(ダーク)色 選ばれる理由:深みと知的さ。白とのコントラストが映える人気色。 【メリット】 アクセント(白・木目)で映えやすい 汚れよりも色ムラ/艶ムラが目立ちにくい配色が組みやすい 夜間のライトアップで美しい 【デメリット】 紫外線での退色(青→浅い青)が出やすい 夏季の表面温度上昇、補修時の色合わせ難度 向いているケース:箱型/片流れ屋根・白サッシや木調ドアでコントラストを出したい |
外壁の塗り替えでツートン&アクセントの作り方
基本は「明るい面:広く」「濃い面:狭く」
境界は水平線(1F/2F)か縦ライン(出隅/入隅)で「建物の骨格」に沿わせる
3色以上は難易度UP。主色70%、副色25%、アクセント5%を目安にするときれいに見えます。
外壁に使われる人気のツートンカラー
- 白(アイボリー) × グレー × 木目(北欧モダン)
- ベージュ(クリーム) × ブラウン(和モダン/戸建街区)
- ネイビー × 白(コントラスト映え)
艶の選び方(艶あり/三分艶/艶消し)
艶あり:汚れに強くメンテ性◎。ただしギラつき・テカりに注意。
三分/五分艶:上品で「新築っぽい」質感。実用性と見た目のバランス最強。
艶消し:落ち着くが、汚れの絡みやすさ・撥水の弱さに留意。素材感を見せたい時に。
外壁塗装と関連性が大きい「立地・気候での注意点」
- 海沿い:塩害で金属部が痛みやすい。濃色×艶ありは白華やムラに要注意。
- 幹線道路沿い:排気で白系の雨筋が出やすい → ベージュ/グレー有利。
- 北面が多い:コケ・藻が出やすい → 中明度のグレー/ベージュ+防藻仕様を。
- 素人の方が具体的に判断するのは、難しいので塗装会社さんに相談してみてくださいね。
サンプルの見方(現場で役立つ小ワザ)
- A4サンプルは屋外で朝/昼/夕の3回確認。
採光によって、色の見え方が変わるので面倒ですが、朝・昼・夕方の時の色合いは確認することをおすすめします。 - 日陰側で+1トーン暗く見える前提で選ぶ。
- 玄関ドア・サッシ・フェンスの実物色と並べて見比べる。
- 迷ったら三分艶×中明度が最も破綻しにくい。
よくある質問(FAQ)
- Qどんな色が“長く飽きない”ですか?
- A
自然の色(アースカラー)が最も長く愛されます。
ベージュ、グレー、ブラウンなど、自然界に存在する色は目に優しく、
10年以上経っても飽きにくい傾向にあります。一方で、赤・黄・緑などの原色系は一時的な流行色。長期的には避けるのが無難。
- Q外壁と屋根の色はどう組み合わせればいい?
- A
家の重心が安定して見える配色バランスです。
逆に、上を明るく下を暗くすると“浮いて見える”ことがあります。【おすすめ組み合わせ例】
- 屋根:黒/外壁:アイボリー
- 屋根:ブラウン/外壁:ベージュ
- 屋根:グレー/外壁:ホワイトグレー
- 屋根:ネイビー/外壁:ホワイト(モダン系)
- Q白は汚れが心配。どう対策する?
- A
三分艶+汚染除去性の高い塗料を選択。雨だれ対策で見切り・水切りを意識し、北面は防藻仕様にすると将来的に安心です。
【捕捉】
・濃いネイビーや黒は「退色しやすいが汚れに強い」
・明るい色は「汚れやすいが退色しにくい」
→ よって、ライトグレー・ベージュ・ライトブラウンなどの中間トーンが汚れ・退色対策に最も安定。
- Q色はどれくらいの期間もつ?
- A
色そのものより樹脂グレード(無機/フッ素/シリコン等)と耐候性が寿命を左右。濃色は退色(色褪せ)が目立ちやすい傾向にあります。
- 無機塗料:約20~25年
- フッ素塗料:約15~20年
- ラジカル塗料:約12~15年
- シリコン塗料:約10~13年
【補足】
太陽光に含まれる紫外線は、赤・青・緑などの高彩度色を退色させやすい傾向があります。
一方、ライトグレー・ベージュ・ライトブラウンなどの落ち着いたトーンは退色しにくく、経年変化も穏やかです。
まとめ(外壁塗装前に要確認。人気の色と失敗しないためのチェックリスト)
- 1位:ホワイト/アイボリー
清潔感・資産価値UP・膨張効果で家が大きく見える - 2位:ベージュ/クリーム
景観になじみやすい・汚れが目立ちにくい万能色 - 3位:グレー(ライト~チャコール)
退色に強くモダン。汚れとツヤのバランスが良い - 4位:ブラウン(モカ~チョコ)
木目やレンガと好相性。落ち着き・高級感 - 5位:ネイビー(ダーク)
キリッと締まる。白や木目とのコントラスト◎
人気の色には、「汚れ対策」「色褪せ対策」といった理由もあります。
他にも、帯壁塗装前に確認しておきたいチェックリストを以下にまとめています。
色を選ぶ時には、ぜひ参考にしてください。
- ☐ 周辺景観に「なじむ?なじまない?」
- ☐ 屋根・サッシ・外構の実物色と合わせた?
- ☐ 明度(面積効果)を1段階補正して選んだ?
- ☐ 立地(海沿い/幹線/北面)に合わせたメンテ性を考えた?
- ☐ 艶のバランス(おすすめは半艶~三分艶)
- ☐ 迷ったらベージュ/ライトグレー/アイボリーで安全運転
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