本日の作業は奈良県にあります生駒市小瀬町でシール(コーキング)工事を行いました。
主な作業は、現状のシールを撤去した後、養生をしてプライマー塗布。最後は、シールを充填。
シール前に行うプライマーの必要性について少し説明しておきますね。

シール前のプライマーを省略すると起こる問題
- シーリングの早期剥離(1~3年で目地から浮いてくる)
- 剥離部分からの雨水侵入 → 外壁材や躯体の劣化
- 結果として防水機能を失い、大規模修繕が必要になることもあるので欠かせない工程です。
つまり、プライマーを省くとシーリング材本来の耐久性(例えば20年以上)があっても、接着不良で寿命が極端に短くなるわけです。
見えないところなので手を抜く業者もいますので要注意です。
オートンサイディングシーラントについて
使用材料はオートンサイディングシーラント

窯業系サイディングの目地や取り合い部のシーリング専用に開発されています。
外壁の動き(伸縮・歪み)に柔軟に追従することが求められるため、一般的なシーリング材よりも弾性・耐久性が高められています。
20年超の耐久性を目標にした製品で、従来のウレタンやシリコンシーリングに比べて劣化が遅いのが特徴なんです。
気泡が入りにくく仕上がりもきれいで、職人からの評価も高いのが特徴です。
耐久年数が長いため、打ち替えや補修のサイクルが減ることから、結果的に足場代や工事費用を含めたトータルコストを抑えられるのも大きなメリットです。
施工写真
以下、作業写真になります。









