本日の作業は、大阪府門真市で陸屋根にFRPトップコートの1回目。
FRPトップコートは、ジョリエースJUX-27。
この材料は、主に屋上やバルコニーでのFRP防水(上塗り用トップコート)用途に使われています。

陸屋根FRPトップコートの役割

FRP防水は、本体(マット+樹脂)そのものは「防水層」、トップコートはその表面を守るための保護膜。
FRP防水はトップコートなしでは長持ちしない素材なんだ。
紫外線(UV)からFRP防水層を守る
FRPの樹脂は紫外線に弱く、太陽光で硬化・亀裂・粉化(チョーキング)が急激に進む。
トップコートはUVカットの日焼け止めの役割
トップコートがあることで
- 色褪せ防止
- ひび割れ防止
- 劣化速度の大幅軽減
ができる。
風雨・砂埃・摩耗から防水層を守る
FRPは硬いけど、表面はすり減ると徐々に樹脂が薄くなる。
トップコートはその「摩耗層」として働き、
- 傷
- すり減り
- 黒ずみ
- 表面劣化
を防いでくれる。
防水層の防食・防劣化の役割
FRPの樹脂は外気に触れているだけで劣化が進むため、トップコートという保護皮膜で完全に密閉する必要がある。
これにより
- 樹脂の風化
- 変色
- 表面の乾燥
- 細かなクラック
を防止できる。
防水層の寿命(耐用年数)を維持・延命する
FRP防水はトップコートを定期的に塗り替えることで、本体の寿命が10~15年 → 最大20年近くまで延びるとも言われる。
トップコートが消耗品で、これを交換することで本体を守り続ける仕組み。
FRP防水は必須メンテナンス
トップコートは塗装ではなくFRP防水を長持ちさせるための必須メンテナンス。
新築後 5~7年
以降は 5年おきに再塗装するのがベスト。
放置すればするほど本体FRPの劣化が進み、補修コストが跳ね上がる。
門真市で陸屋根にFRPトップコート塗布した施工写真







